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安中市合併10周年記念式典を開催しました

平成28年3月27日(日)、安中市文化センターホールにおいて、安中市合併10周年記念式典を開催しました。

第一部 合併記念式典

合併式典画像1
式典画像2

 第一部の式典では、多くのご来賓の皆様からの祝福の言葉をいただいたり、市政功労団体表彰や10周年記念キャッチフレーズおよび「未来のあんなか」作文コンクール入賞者表彰や作文の朗読が行われました。また、第二部では、「安中を変える、安中が変わる~今、私たちにできること~」と題して株式会社日本総合研究所の藻谷浩介主席研究員による講演会が行われました。

  安中市合併10周年記念式典 式辞

第二部 記念講演会

講演会画像1
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【藻谷浩介さん講演会要旨】
 マスコミがつくる「イメージ」や「空気」は事実と異なるものもあるので常に事実を数字で確認しないと間違えやすい。たとえば、都道府県別の空き屋率で群馬県は17%(6軒に1軒)、トップは山梨県で22%、東京都は11%と低いが、空き屋の数が一番多いのは東京都の82万軒で群馬はわずか15万軒。
 都道府県別の高齢化率で見るとトップは島根県の32.7%、最低は東京都の23.1%だが1990年の島根県は18.2%で現在の東京都より低く、高齢化は全国で同時に進んでいて、東京だけが若く元気で地方が死んでいるというのは間違い。
 2010年3月末と2015年1月1日の住民票ベースで安中市は2,590人が減少しているが、これは110年で安中市民がゼロになるペースのゆっくりした減少だが、0-14才では△14%で30年もたない。15-64才では△9%で50年で現役世代がゼロになるペース。65才以上は+11%その内75才以上だけでは+7%
 同じく高崎市は人口950人増加し、現役世代は4%減少しているが、65才以上は+15%、内75才以上は+13%と安中市と比較し倍の早さで高齢化が進み、納税世代が減少し財源不足となる危険な状況。
 東京23区でも空き屋数が多いので23万人増えているが、出生率1.1人と低いにも拘わらず子どもが4万人増えているのは子どもを連れて転入しているからで、だから保育園が足りなくなっている。残りの19万人増えているのは65才以上が+12%(20.7万人)、内75才以上は15%(12.3万人)と増えており、多く税金を払う現役世代は減少中で地域の支え合いも少ない。
 安中市の75才以上の+7%(600人)は何とかなる数字で、高崎市や東京23区と比較し明らかによい状況。
 上野村は0-14才が+10%、15-64才は△4%で高崎と同程度、65才以上は△4%、75才以上は+1%と高齢者が増えておらず全国有数の元気な村。
 安中市は高崎市に近くちょうど暮らしやすい位置。
 日米開戦の75年前の日本は15-64才が4,295万人に対し75才以上はわずか89万人、現在は15-64才が7,682万人に対し75才以上は1,646万人、40年後は15-64才が4,706万人に対し75才以上は2,401万人とピークを迎え、現役世代は減少し逆落としとなり一番たいへんな時代となるが、その後日本は人口が半分となり、自給率100%で非常にすばらしい国になり、今は変わっている途中。
 65才以上人口の増減率を縦軸で、15-64才人口を横軸で評価した都道府県別の最新の成績表で、悪いのは大都市圏、群馬県は中間位置。
 同じ評価で市町村を見た場合、群馬県内の市町村はばらばらで、安中市は富岡市、渋川市と並んで中庸の位置。
 全国市町村でみると交通至便のところでもダメなところはダメだが、交通不便でも元気な市町村は元気。
 成績を上げるキーワードは地消地産と空き屋活用。
 2010年から2025年の群馬県内の後期高齢者の激増と現役世代の減少する市町村の絶対数では、いずれも高崎市と前橋市が主舞台となるが、安中市は極端な変化がなく安定している。
 安中市は交通の便もよく自然も豊かで、選ばれる地域になるはず。若い人が増える、年寄りが元気に暮らせる地域をつくるためには地域外に出て行くお金を減らし、地域外への売上を増やす「外貨」獲得が大事。
 安中市民1人が年間消費する額を200万円とすると、その1%=2万円市内産品の消費を増やせば、12億円が地元に回り、これは雇用300人分の額に相当、また安中市民1人が年間に払うエネルギー代を40万円とすると、その10%=4万円省エネを進めれば24億円が地元に回り、これは雇用600人分の額に相当する。
 市のできることはコーデイネートすることで、市には金がないので、市民がやらないと動かない。できることは多い。

 藻谷浩介さん講演会資料(PPT形式:1241KB)
 藻谷浩介さん講演会資料(PDF形式:4160KBPDFファイル) 

安中市合併10周年記念式典


日時:平成28年3月27日(日)
場所:安中市文化センター ホール
    〒379-0116  安中市安中3丁目9番63号
    電話 027-381-0586
※入場無料。
※駐車場には限りがありますので、できるだけ乗りあわせのうえお越しください。また、文化センター、安中小学校校庭、旧安中高校校庭等を駐車場としてご利用いただけますが、一部招待者用の駐車場となっておりますので、比較的余裕のある旧安中高校校庭をできるだけご利用ください。

第一部 合併記念式典

12:50 【新島学園聖歌隊によるハンドベル演奏】
13:15 【第一部】                           
開式のことば
市長式辞
市議会議長あいさつ
来賓祝辞
来賓紹介および祝電披露
市政功労団体表彰
10周年記念キャッチフレーズ入賞者表彰
「未来のあんなか」作文コンクール 入賞者表彰
「未来のあんなか」作文コンクール 市長賞作品朗読発表
手締め
閉式のことば
【安中総合学園高校ダンス部による創作ダンス】

第二部 記念講演会

15:00 【第二部】
講師:(株)日本総合研究所調査部主席研究員 藻谷浩介氏
演題:「安中を変える、安中が変わる~今、私たちにできること」

山口県生まれ。東京大学法学部卒業、日本開発銀行入行、米国コロンビア大学ビジネススクールに留学、経営学修士MBA取得。日本経済研究所出向などを経ながら、2012年より現職。平成合併前3,200市町村のすべてをおおむね自費にて巡歴し、地形・交通・産業・人口勤態・郷土史等を詳細に把握。海外については72ヶ国をおおむね私費にて訪問。地域特性を多面的に把握。2000年頃より、地域振興や人口成熟問題に関し精力的に研究・著作・講演を行う。登壇および番組出演は累計4,000回(うち2014暦年530回超)。近著に『デフレの正体』、第七回新書大賞を受賞した『里山資本主義』(ともに角川Oneテーマ21)、『金融緩和の罠』(集英社新書)、『しなやかな日本列島のつくりかた』(新潮社、7名の方との対談集)。

※第二部 記念講演会のみのご参加も可能です。

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お問い合わせ

企画課企画調整係
〒379-0192 安中市安中1-23-13
電話:027-382-1111(内線1021) ファクス:027-381-0503
Eメール(合併10周年記念事業専用アドレス):anniv@city.annaka.lg.jp