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令和4年度 市民活動表彰受賞者
市民活動表彰受賞者を紹介します
令和4年度
令和5年2月17日(金曜日)に市民活動の表彰が行われました。文化・教育、環境美化に貢献された次の団体・個人が、令和4年度の受賞者に決定し、その功績がたたえられました。
文化・教育分野
お蚕(こ)さまネットワーク&お蚕(こ)さまサポーター
活動内容
育てた蚕の繭を使用し、磯部小学校の卒業生に交通安全と幸せを願って、イニシャル入りのお守りを毎年プレゼントし養蚕の伝統を残しています。お蚕さまサポーターは磯部地区にとどまらず、他の地域へも輪が広がり、現在は20名に増えました。他にぐんま絹遺産に登録されている碓氷社の清掃や見学会・学習会などを毎年実施しています。
今後の展望
繭と桑の葉が確保でき、無理をしないで楽しみながら続けたいです。地域の和・輪で数年後集まれる機会を持ちたいです。
東 宜江
活動内容
安中市鷺宮に移住し、養蚕製糸業を始めました。地元の園児たちを自身の工房「蚕糸館」に招き、蚕の見学や地域のイベントで蚕の繭の座繰り体験を行っています。
移住時、「てづくりきもの展」を企画し、地元の方が大勢訪れ、地元のお母さんたちの関心を深めました。お蚕さまネットワークによるお守り製作にも当初から参加し、座繰り作業など13年間続けています。
今後の展望
安中市の皆さんに絹産業のことをもっと知ってもらうことができればと思います。今後も伝統を引き継いでいきたいです。
環境美化分野
加藤 正夫
活動内容
丸山変電所跡周辺の荒れ地を整備しコスモス畑をつくる活動を長年続けています。ともに活動してきた有志も高齢化や仕事などのため減少し、現在はほぼ1人でコスモスの種まきから落花後の片づけまで行っています。
鉄道がなくなっても以前の風景を残したいとの思いで約四半世紀もの間活動を継続しています。その結果、風景のデザインが記念切手になりました。
今後の展望
多くの方にこの活動を知ってもらうことで、旧碓氷線の鉄道施設にかかる環境整備について興味を持ってもらい、後継者を育成していきたいです。