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「コンビニで電子マネーを買って、カード番号を教えて」は詐欺です!
プリペイド型電子マネーを悪用した詐欺が増えています。ご注意ください!!
カードに記載された番号等を相手に伝えることは、購入した価値を相手に全て渡したことと同じです。後になって架空請求等によりだまされたことに気づいても、いったん相手に渡した価値を取り戻すことは非常に困難です。
相談事例
突然、警告がパソコン画面いっぱいに表示された。慌てて表示された連絡先に電話すると「パソコンが汚染されており、緊急を要する。電話を切らずにプリペイド型電子マネーで2万円を支払え」と指示された。すぐにコンビニで2万円分購入し、番号を伝えたが「番号が間違っている。再度2万円分購入してきて」と言われ、再度購入し番号を伝えた。後で息子に話したら詐欺だと言われた。
◆電子マネーを悪用した詐欺の手口
《メールや電話の請求内容》
- パソコンのウイルスを除去する費用が必要
- アダルトサイトなどの退会料金を滞納している
- 早く支払わないと裁判になる
- 懸賞に当選した。受け取るのには送金料と手数料が必要
↓ - コンビ二エンスストア等で電子マネー購入するように指示
- 購入した電子マネーに記載された番号をメールで送らせる
また、LINEなどの無料通話アプリで「電子マネーを買ってほしい」などと友だちになりすました犯人から頼まれて、電子マネーをだまし盗られる被害も発生しています。
プリペイド型電子マネーってなに?
一般的な電子マネーは額面価格が1,500円から5万円分の使い切りのカードタイプで、現金の代わりに使うことのできる電子的な商品券のようなものであり、コンビニエンスストアなどで販売されています。商品の購入やサービスの提供を受ける等に利用されます。
電子マネーごとに割り振られた「番号」を入力することで、ネットショッピングの料金支払いやネットゲーム内でのアイテム購入などに使うことができるものです。
図 プリペイドカードの販売イメージ
国民生活センター
「プリペイドカードの購入を指示する詐欺業者にご注意!!」<外部リンク>から
電子マネー詐欺被害にあわないためには?
- 電子マネーの購入を指示された場合は、詐欺の可能性が高いと考えられます。たとえ知人や友だちの依頼であっても、なりすましの場合があるので、プリペイドカード型の電子マネーを購入するときは、慎重に。
- 他人から言われて、カードの番号を写真に撮り画像を送信したり、カードの番号を教えてはいけません。
- カード番号等を伝えてしまった場合には、至急、カードに記載されている発行会社に連絡しましょう。
- 不審な請求やトラブルにあった場合は、すぐに消費生活センターに相談してください。
相談窓口
- 安中市消費生活センター 電話:027-382-2228
- 消費者ホットライン 電話:188(いやや)