ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし > 防犯・安全 > 消費生活 > 屋根の点検を勧めてくる訪問業者にご注意!

本文

屋根の点検を勧めてくる訪問業者にご注意!

ページID:0001543 更新日:2023年7月18日更新 印刷ページ表示

 訪問してきた業者から「近くで工事をしているので、ご挨拶に伺いました」「お宅の瓦が傷んでいるように見えた」などと言われて、屋根の点検を勧められ、点検後に「このままでは 雨漏りする」などと不安をあおり、不要不急な工事をさせられたというトラブルが消費生活センターに寄せられています。
 こうした点検商法に関するトラブルは、本当に不具合があるのか消費者の側で判断することが難しく、言われるがまま点検に続いて工事の契約をしてしまう実態があります。
 ご家族や身近な人とも情報共有し、トラブルに巻き込まれないように注意しましょう。

県消費生活センターにも次のような相談事例がありました。

事例1

「近くで工事をしている。お宅の屋根が気になった。点検しないか。」と業者訪問があった。
点検し、見積りを作成してきたが、内容の確認はさせてもらえず、「これ以上放置して雨漏りしたらもっと費用がかかる。」と言われた。金額は350万円と高額であり、やめたい。

事例2

突然訪問してきた男性に「たまたま道を歩いていたら、お宅の鬼瓦が倒れているのが見えた。落ちると危ないので声をかけた。屋根に上がってみましょうか。」と言われ、落ちたら困ると思ってお願いした。
点検をしてもらったところ、「他にも悪いところがあるから直した方がいい。」と言われたが、写真を見てもどこが悪いかわからなかった。
77万円で契約、工事をしたが、高すぎると思った。

消費者へのアドバイス

  1. 突然訪問してきた事業者に安易に点検させないようにしましょう。点検箇所をわざと壊して撮影し勧誘するなど、悪質なケースも見られます。
  2. 点検後に修理を勧められてもその場で契約しないようにしましょう。別の専門家に確認を依頼したり、複数の事業者から見積りを取ったりするとよいでしょう。
  3. 契約するときは契約書の内容をしっかり確認しましょう
  4. 火災保険での修理をもちかけてくる業者との契約は避けましょう
  5. 家族や周囲の人は、不審な人物が来ていないか、見慣れない書面がないかなど、高齢者の様子に気を配りましょう。

困ったときは、すぐに消費生活センターまでご相談ください。

国民生活センター

千円のはずが20万円の工事に!?屋根工事の契約トラブル<外部リンク>
不安をあおり契約させるリフォーム工事の点検商法<外部リンク>
「大雪で歪んだ」などと自宅の不具合を指摘して不安をあおる「点検商法」<外部リンク>
点検中に屋根を壊された? 点検商法に注意<外部リンク>