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朝食をしっかり食べましょう
朝食をきちんと食べていますか?朝食を抜くと、朝起きた時のエネルギー代謝が低い状態が午前中いっぱい続き、仕事の能率も勉強の集中力も上がりません。また、朝食を食べないと、勉強や仕事のパワーが出るのが昼食後になり、夕方から夜に活発になると、夜更かしすることにも繋がり生活リズムが崩れがちです。朝食を食べて、脳とからだをしっかり目覚めさせ、元気に一日をスタートさせましょう!
※西部地域食育推進ネットワーク会議では、第4次群馬県食育推進計画にて課題とする項目のうち「小中学生・若い世代の朝食欠食を減らす」をテーマに、令和5年度より朝食摂取の啓発活動に取り組んでいます。
朝食にはたくさんのメリットがあります
活動に必要なエネルギーを補給できる
脳やからだは、寝ている間にもエネルギーを消費するため、朝はエネルギー不足の状態になります。朝食をしっかり食べることで、午前中に活動するために必要なエネルギーを補うことができます。
脳を活性化させ、集中力を高める
朝食を食べることにより、脳のエネルギー源であるブドウ糖が供給され、脳の働きを活性化し、集中力や記憶力が高まり、学習能力の向上や仕事の能率化に繋がります。
生活リズムが整う
人間のからだには1日のリズムを作り出す体内時計が備わっており、日中は活動的に、夜は休息するように調整されています。毎日決まった時間に朝食を食べること、太陽光を浴びることで体内時計がリセットされ、生活リズムを整えることができます。
睡眠の質が良くなる
朝食を食べることで生活リズムが整うと、夜間に睡眠ホルモンのメラトニンが分泌され、自然と眠りにつくことができるようになり、睡眠の質が高まるといわれています。睡眠中の脳は昼間の経験や記憶を整理するともいわれており、学習や体調にも好影響があります。
排便習慣が整う
朝食を食べると、休んでいた胃や腸が刺激されて排便が促されます。排便習慣が整うと、腸内環境が整い、免疫力アップにも繋がります。
心の健康状態を良好に保つ
朝食を食べることで、ストレスや集中できないといった症状を軽減することが報告されています。
朝食を食べるとどんないいことがあるのか、日本人を対象とした研究から分かったことを紹介しています。
朝食を毎日食べるとどんないいことがあるの? [PDFファイル/1002KB]
こんな朝ごはんがおすすめ
朝食を抜いている方は、まず食べることから始めましょう。最初はおにぎり・パン・ヨーグルト・牛乳・果物のどれか一つだけでもOKです。食べる習慣がついてきたら、主食(ご飯・パン)におかずを組み合わせましょう。さらに、主食+主菜+副菜+乳製品と果物の揃った、「満点朝ごはん」にチャレンジしてみましょう!
忙しい朝にも簡単に短時間でできる朝ごはんを紹介しています。