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野生動物について

ページID:0001971 更新日:2023年7月18日更新 印刷ページ表示

安中市内では有害鳥獣捕獲隊のご協力により、主に下記の野生動物が有害鳥獣として捕獲駆除されました。
令和元年度のイノシシ捕獲頭数の増加は、狩猟期間中(11月15日~2/末)における有害鳥獣捕獲を開始したものと考えられます。令和2,3年度のイノシシ捕獲頭数は、CSF(豚熱)の影響のため減少しましたが、令和4年度から増加傾向にあります。

捕獲駆除の実績(過去6年分)
  平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度
イノシシ 525 563 1,001 286 309 552
ニホンジカ 53 65 90 120 152 262
アライグマ 238 197 204 219 161 304
ハクビシン 180 141 123 170 147 211
ニホンザル 10 28 29 11 12 28

野生動物の生態

イノシシ

イノシシの寿命はおよそ15年、春または秋に平均4頭~5頭出産します。
栄養状態が良ければ寿命、繁殖力が高くなります。

学習能力が高いため、痛みや身の危険を感じない音や光、ニオイ等ではイノシシを防げません。

夜行性と思われがちですが、臆病であるため人のいない夜中に活動しているだけです。
人間は無害だと学習してしまえば昼間にも人里でエサを探します。

山の中よりも畑のほうが良いエサがあると知れば、畑周辺に住み着きます。
そして、耕作放棄地や放棄林は良い住み家になります。

まれに、飼い犬に対して攻撃するイノシシがいるため、夜間はフェンスや玄関の中に入れましょう。
また、犬猫のエサやフンのニオイでイノシシを寄せてしまう可能性があるため、こまめに片づけましょう。

アライグマ・ハクビシン

 イノシシ同様子どもを春に産み、廃屋や倉庫、人家の屋根裏などに侵入し、断熱材等を使い、住み家を作成しています。また、わずかな穴があれば侵入してしまいます。
 主に夜行性で手先が器用であるため、電気柵やメッシュ柵などの防護柵では防ぐことができない場合もあります。食性は雑食性で人間の食べ物はもちろんのこと、くず野菜や生ごみなどの人間にとって価値のないものも食べています。

野生動物被害を防ぐには

野生動物が近寄らない環境作り・・・くず野菜等の放置は餌付けと同じです!

 人間にとって価値のない、くず野菜や生ごみ、放置果樹なども野生動物にとっては立派な食料になります。そういったものを自宅の敷地や畑などの隅に放置したり、安易に食べられるような所に置かないように心がけることも大切です。また、犬や猫などの餌も野生動物を引き寄せる要因になりますので、餌などの食べ残しは速やかに片付けてください。ゴミステーションなどに出す場合も、なるべく回収日の朝に出すように心がけをし、野生動物が近寄らない環境作りをしましょう。

野生動物を近づけない・・・耕作放棄地等の草むらや藪は野生動物の住み家です!

 廃屋や倉庫、人家の屋根裏などにアライグマやハクビシンなどの小動物に住み家を作られないように気をつけましょう。また、人家付近の耕作放棄地や休耕地、藪などの不適切管理地はイノシシなど野生動物にとっては、絶好の住み家になりますので適切な管理をお願いします。
 夕方から早朝にかけては活動が活発になりますので、外出の際は懐中電灯や音の出るものを携帯するようにしましょう。また、むやみに威嚇することはたいへん危険な行為ですので、出会ってしまった場合速やかにその場を離れるようにしてください。

有害鳥獣被害減少へのご協力のお願い

 安中市では、11月中旬~翌年2月までの狩猟期間を除き、有害鳥獣捕獲隊のご協力により、適切な捕獲を行っていますので捕獲檻やくくり罠などの設置にはご理解・ご協力をお願いいたします。
 また、有害鳥獣の捕獲だけでの被害減少は限界があるため、電気柵等設置の補助制度を活用し、住民の皆様による自己防衛もお願いいたします。(電気柵等の補助制度をご希望される場合は、事前にご相談ください。)

安中市鳥獣被害防止計画 [PDFファイル/354KB]

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