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豚熱感染防止対策を実施しています

ページID:0001985 更新日:2023年7月18日更新 印刷ページ表示

 豚コレラの国内での発生が終息していないため、豚へのワクチン早期接種を県にたいして要望したり、養豚農家が設置する野生動物の侵入防止柵の設置費用を一部助成するなど感染防止対策に取り組んでいます。

豚コレラとは

 豚コレラウイルスにより起こる豚、イノシシの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
 感染豚は、唾液、涙、糞尿中にウイルスを排出し、感染豚や汚染物品等との接触等に感染が拡大します。
 治療法が無く、発生した場合の畜産業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
 豚コレラは、豚やイノシシの病気であって人に感染することはなく、仮に豚コレラにかかった豚の肉や内臓を食べても人体に影響はありません。また、感染豚の肉が市場に出回ることはありません。

感染防止対策

養豚場への野生動物侵入防止柵設置への補助

 養豚農家が設置する電牧柵、金網柵などの防護柵の設置費用の一部を国、県、市、JA碓氷安中で助成しています。

群馬県知事に対してワクチンの早期接種等の拡大防止策を求める要望書の提出

 9月20日、養豚農家と安中市長との面会を実施しました。その際、安中市家畜自衛防疫推進協議会・碓氷安中農業協同組合養豚部より安中市長へワクチンの早期接種等の拡大防止策を求める要望書の提出がありました。要望書の提出に伴い、安中市は10月3日群馬県知事に対して要望書を提出いたしました。

緊急対策会議の実施

 8月、10月に養豚農家、獣医、関係機関とともに緊急対策会議を実施しました。8月に実施した会議では、獣医より豚コレラの脅威についてや防護柵の設置の仕方などについて指導をいただき、関係機関で連携を図って豚コレラの侵入防止への取り組みを行うよう話し合いを行いました。10月に実施した会議では、安中市有害鳥獣捕獲隊と市内猟友会の会長にも出席していただき、野生イノシシの捕獲の強化について意見交換をしました。

市民の皆様へのお願い

ゴミ袋を密閉し、ゴミ集積所に野生イノシシを近づかせない

 ゴミ袋から臭いが漏れると野生イノシシが近づいてくる場合があります。
 ゴミ出しの際は、ゴミ袋を密閉し、ゴミ集積所に野生イノシシを近づかせないようにしましょう。

公園など野外で出たゴミは持ち帰る

 公園やキャンプ場などで出たゴミは、適切な処理をできる場合を除き、持ち帰りましょう。
 ゴミを放置すると野生イノシシのえさとなってしまいます。

山から帰るときはタイヤや靴底の泥をよく落とす

 ハイキングや山菜採りなどのレジャー、山林での作業等で入山したら、下山時に車のタイヤや靴底などの泥をよく落としてください。
 豚コレラウイルスがタイヤや靴など物に付いたまま運ばれてしまうのを防ぎましょう。
 山で死亡した野生イノシシを発見した場合は、触らずに安中市役所みりょく創出部農林課林政鳥獣対策係027-382-1111(内線2618)に連絡をしてください。

海外渡航に際しては次の点に注意をお願いします。

  1. 畜産関連施設に不要に立ち入らない。
  2. 動物との不用意な接触を避ける。
  3. 肉製品等を持ち帰らない。
  4. 帰国の際には、到着した空港又は海港の動物検疫所カウンターに立ち寄り、家畜防疫官の指導を受ける。

国内へのウイルスの侵入を防止するため、ご理解とご協力をお願いします。

農場は立ち入り禁止です。

 養豚農家は、農場の衛生状態を守るために細心の注意を払っています。
 豚コレラへの感染を防ぐために農場に無断で立ち入らないでください。
 立ち入る必要がある場合は、事前に農場主に許可を得て、農場主の指示により消毒を行ってからにしてください。