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日本キリスト教団安中教会
日本キリスト教団安中教会の礼拝堂は、新島襄先生召天30周年を記念して建てられたもので、正式には、「新島襄記念会堂」という。大谷造石の建物はF・L・ライト設計の帝国ホテル(大正12年竣工)の5前年であり、この点からも設計者古橋柳太郎と安中教会礼拝堂の建築史上の意義が高く評価される。
この礼拝堂のデザインは基本的には、外観をゴシック様式とし、石造の壁体に控壁(バワトレス)を入れて分節を行い、正面玄関左に鐘塔を配置している。内部は天井をロマネスク風に円筒ヴォールトとし、身廊と側廊の間には列柱を設けず、会堂を広く見せる工夫がされている。身廊と祭壇部との境にも大アーチをつくらず、祭壇までヴォールトを延長して一体化し、ヴォールト端部を2本の石柱(茨城産の大理石)で受けて祭壇に変化をつけるなど見事な手法がみられる。(東海大学建築学科の調査による)。なお現在の屋根は銅板葺に改められている。
日本キリスト教団 安中教会
所在地 | 安中市安中3丁目19番10号 |
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建築年代 | 大正7年8月着工〜8年8月竣工 |
設計者 | 古橋 柳太郎 |
構造 | 【外部】 石造(大谷石) 2階建鐘塔付 |
【内部】 木造、天井ヴォールト |
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屋根 | 天然スレート葺 |
問い合わせ | 日本キリスト教団 安中教会 Tel027-381-0680 |
安中教会HP | http://www8.wind.ne.jp/a-church/<外部リンク> |