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市が管理する橋梁点検結果について
目的
安中市が管理する橋梁の大半が高度経済成長期以降に集中して建設された橋梁であり、それらの橋梁が建設後50年を経過しようとしています。
今後、橋梁の修繕・架け替えに要するコストの増大が予想されますが、市の財政状況を考慮しつつ、道路利用者に対する安全性・信頼性も確保する必要があります。
この様な背景から、安中市では橋梁の長寿命化に向けた以下の取り組みを行っています。
取り組み
- 従来の「対症療法型維持管理」(損傷が重度の状況になってから対応する事後的な管理手法)から「予防保全型維持管理」(損傷が軽度のうちに予防的な修繕および計画的な架け替えを行う管理手法)へ転換を図ることにより、橋梁の長寿命化並びに橋梁の架け替えに係る費用の縮減を図り、併せて安全・安心な通行空間の確保を図ります。
- 平成24年度に橋長15m以上の橋梁について「安中市橋梁長寿命化修繕計画」を策定し、対策優先順位や対策方法を明確にしています。
平成30年度までに行った橋長15m以上の橋梁点検結果
健全性診断の判定区分 | 判定区分の内容 | 橋梁数 |
---|---|---|
IV | 道路橋の機能に支障が生じている、又は生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態。 | 0橋 |
III | 道路橋の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態。 | 22橋 |
II | 道路橋の機能に支障が生じていないが、予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態。 | 84橋 |
I | 道路橋の機能に支障が生じていない状態。 | 24橋 |