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生ごみの捨て方
生ごみは多くの水分を含んでいます
生ごみは70~80%が水分であるといわれています。そのため重量があり、また腐敗すると悪臭を発します。生ごみの水切りをすると悪臭を防止できるほか、ごみの容量が減り、ごみ袋(市指定袋)の枚数を減らしたり、サイズを小さくすることができます。日頃から生ごみを減量するように心がけましょう。
生ごみの減量方法
生ごみを出さない工夫をしましょう
- 買い物に行く前に冷蔵庫の中身を確認する。
- 食べる量を考えて献立を決める。
- 冷蔵庫の中にあるものだけで料理をする日を作る。
生ごみをぬらさないようにしましょう
- 野菜などは使えない部分を始めに切り分けてから洗う。
水を切ってから捨てましょう
- ゴム手袋を使用して直接水切りをする。
- すぐに捨てずに三角コーナーなどに入れて一晩おいてから捨てる。
- 市販の水切りグッズなどを活用する。
三角コーナー等を活用しましょう。
生ごみをリサイクルしましょう
- 生ごみ処理機を利用するなど、生ごみを堆肥化させ家庭菜園等で利用する。
※市では生ごみ処理機の購入に対して補助金を交付しています。生ごみ処理機設置補助について
生ごみの水切り器を無料でお渡しします
安中市環境保健自治団体連合会では令和2年6月より、生ごみの水切り器を安中市在住の世帯を対象に無料でお渡しします。
ご希望の方は、環自連事務局窓口までお越しください。
数に限りがあります。終了の際はご了承ください。
ひと押しで5~10%の水切りができます。
お渡しする水切り器の使い方
三角コーナーに溜まった生ごみを
上から押さえつける。
水切り袋・ネットに溜まった生ごみを上から押さえつける。
排水口に溜まった生ごみを
上から押さえつける。
受付窓口(環自連事務局窓口)
- 環境政策課(碓氷川クリーンセンター内)
- 松井田振興課(松井田庁舎)
ダンボールコンポストの紹介
ダンボールコンポストとは、ダンボールと母材(土壌改良剤)を使った生ごみ処理機のことです。生ごみを投入して混ぜることで、微生物の力で生ごみが分解され、熟成させると、堆肥として活用できます。
一般的なコンポストと比べて、家庭で手軽に使うことができます。
用意するもの
- ダンボール(縦横高さ40センチメートル程度)
- 母材(ピートモス、もみ殻くん炭)
※ホームセンターなどで販売しています。 - 水(500ミリリットル程度)
- 虫除けカバー(作り方は下記のとおり)
- スコップ
- ゴム手袋
- 温度計(母材の温度を計るためにあると便利)
虫よけカバーの作り方
準備するもの:不要になったTシャツ、縫い針、糸、ハサミ
1.Tシャツを裏返して、脇下をつなげるように縫う
2.縫い目から3〜5センチメートル残して、上部を切り離す
3.表に戻して完成。ダンボールコンポストに被せて使う
ダンボールコンポストの使い方の流れ
1.ピートモス、もみ殻くん炭をダンボールの半分ほど入れる
2.母材に水(500ミリリットル程度)を加えてなじませる
設置場所
基本的に室内設置が望ましい(雨・虫対策のため)
壁から10センチメートル以上離し、すのこなどの台の上に置く
(通気性をよくするため、微生物が分解を行うのに酸素が必要なため)
屋外に設置する場合は、雨風をしのげる場所へ置く
ごみの入れ方
1.生ごみを1日あたり約500グラム〜1キログラムを目安に入れる
(水切りは不要)
2.生ごみを入れたら、スコップなどでよく混ぜる
3.混ぜた後に山型にしておくと、空気が入り分解が進みやすい
※処理する生ごみの量の増加に合わせて、母材の残りを徐々に入れていく
分解ができるもの
生ごみがあればほとんどのものが投入可能
主なものとしては…
調理くず、食べ残し、賞味期限切れの食品、豆腐、魚の骨、内蔵、エビ殻、煮汁、天ぷら油、卵の殻 など
注意するもの
鶏などの骨、貝、カキ殻などは分解しません。
微生物が特に好むもの
ごはん、パン、うどん、納豆、肉、魚の内蔵、お菓子、果物、天ぷら油 など
母材の手入れ
- 無機物を取り除く
- 定期的に水を加え、水分を調整する
※母材を手で握って固まる程度が必要 - 保温対策をする
- 定期的に高カロリーなものを入れる
虫への対策
抑制
- 防虫剤を置く
- 虫よけカバーを被せる
- 生ごみを放置しない
- 外に置かない
対策
- 園芸用消石灰や粉石けん(合成洗剤は不可)を150グラム程度混ぜる
- 生ごみの投入を一時中断する