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令和8年度 施政方針

ページID:0025593 更新日:2026年2月26日更新 印刷ページ表示

 本日、令和8年第1回安中市議会定例会に当たり、議員の皆様及び市民の皆様に対し、令和8年度における施政方針及び重点事業について申し上げます。

はじめに

 令和8年は、安中市と松井田町が合併し、新たな安中市となってから20年という大きな節目の年です。本市のこれまでの歩みは、議員の皆様や市民の皆様のご理解、ご協力の賜物であり、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

 本市は、古くから人や物、文化を繋ぐ「道」の要衝として発展してまいりました。昨年は、その象徴の一つでもある「中山道碓氷峠越」が国指定史跡となりました。
 また、現在建設中の西毛広域幹線道路も着々と工事が進行し、新たな交通の大動脈が形を見せつつあります。時代が変わっても、本市は変わらず人と文化を繋ぐ土地であると実感すると同時に、単なる通過点とならぬよう、更に存在感を高めていく必要があると強く感じております。
 このため、より一層の発展と魅力向上を図るには、人口減少という深刻な課題に果敢に立ち向かい、多くの市民に「安中市の未来は明るい」と感じていただけるよう、福祉、経済、インフラ、防災など多方面からまちづくりを更に進めることが重要と考えております。
 新年度には新庁舎において、これまで以上に便利で、市民に寄り添った行政の運営を進めてまいります。各種手続きの電子化や窓口手続きの自動化、簡素化により、利便性の向上とコストの削減を同時に進めてまいります。

 本市の財政状況につきましては、法人市民税の堅調な推移などにより、7年度の財政力指数は0.825と県内他市と比較して高い数値となっている一方で、6年度決算における経常収支比率は99.3%となり、前年度から0.9ポイント悪化いたしました。
 今後も物価高などの影響が予想される厳しい財政状況下ではありますが、健全な財政を維持しつつ、市民サービスの向上を図るためには、効果的かつ効率的な財政運営が求められます。そのため、新年度の予算は「市民生活向上・市の魅力度アップ予算~新たな時代に向かって~」をテーマに掲げ、政策を積極的かつ効果的に実施してまいります。
 新年度の予算編成は、市政発展と強靭で持続可能な行財政運営の両立を目指し、一般会計の予算規模を前年度比8.3%減の298億9,800万円とし、3年ぶりにプライマリーバランスを黒字化いたしました。
 また、公営企業会計を除く特別会計は前年度比0.3%減の140億9,773万6千円、公営企業会計は前年度比0.3%減の85億2,363万8千円といたしました。
財源の見通しといたしましては、市税収入を前年度比4.6%増の118億8,773万7千円、地方交付税を前年度比18.2%減の18億円、市債を前年度比73.8%減の9億7,440万円と見込んでおります。
 また、8年度末の市債残高は7年度末見込みと比較し5.8%減の189億4,902万6千円を予定しております。
 新年度は、国や県の財源を最大限に活用するなど歳入確保に努めながら、市単独事業を厳選し、真に必要な施策を積極的に盛り込んだ予算編成となっております。

あんなか再起動プロジェクト

 「あんなか再起動プロジェクト」につきましては、全庁的な取組として分科会及び本部会議において公約実現に向けての協議を重ねてまいりました。「短期」、「中期」と位置付けた77項目の公約事項は7年度中にすべて達成する予定であり、全体の達成率は79.4%となる見込みです。今後は、「中長期」に位置付けた20項目についても目標を達成できるよう、引き続き進捗管理を徹底してまいります。​

第3次総合計画における7つの基本目標

 それでは、総合計画に掲げる7つの基本目標に沿って、新たな事業を中心に具体的に申し上げます。

1 未来を担う 子どもたちが健やかに育つまち​

 はじめに、基本目標1「未来を担う 子どもたちが健やかに育つまち」について、次の施策を推進してまいります。

 少子化対策につきましては、7年度におきましても「STOP少子化!あんなかプロジェクト本部」会議において、少子化対策に向けた施策の検討を行ってまいりました。その結果、新年度は子育て支援も含めた少子化対策に係る予算として、前年度比4.4%増の約44億5千万円を見込んでおります。新年度も全庁を挙げて少子化対策に向けた取組を継続してまいります。​

 結婚支援につきましては、若者の結婚に対する意識を醸成するために継続的な支援を実施してまいります。新年度は、好評であった交流イベントを2回実施するとともに、引き続き婚活のためのスキルアップセミナーや、若年層を対象としたライフデザインセミナーを開催し、結婚や子育てなど将来のライフイベントについて自ら考える機会を提供してまいります。

 あんなかスマイルパークにつきましては、妊娠期から学童期までの事業の拡充を図るとともに、こどもの居場所づくりに関する新規事業を実施し、利用の拡大及び利用者満足度の向上を図ってまいります。

 こども家庭センターにつきましては、新庁舎移転とともに、児童福祉部門と母子保健部門を隣接させ、より密に連携できる組織の体制を構築してまいります。
 また、放課後児童クラブへの保育支援として、巡回相談を実施し、配慮を要する児童への対応や環境調整について助言を行い、関係機関との連携を図ってまいります。

 「こども誰でも通園制度」につきましては、新年度から2つの民間保育施設において実施いたします。この制度により全てのこどもの育ちを支えてまいります。

 病児保育につきましては、これまで高崎市の施設を利用していただいておりましたが、新年度から市内の民間保育施設において実施いたします。これにより、利用者の利便性を高めるとともに、今後も多様な保育サービスを充実させ、子育てしながら安心して働ける環境の整備を進めてまいります。

 学校給食につきましては、新年度から市立小・中学校に在籍する児童生徒分の学校給食費を無料化し、保護者の経済的負担を軽減するとともに子育てを支援してまいります。

 放課後児童クラブにつきましては、原市地区に新設される予定の民設学童クラブに対し、施設整備費の補助を行い、地域の受け皿整備を進めてまいります。

2 支え合い 誰もが健康長寿で暮らしやすいまち​

 次に、基本目標2「支え合い 誰もが健康長寿で暮らしやすいまち」について、次の施策を推進してまいります。

 高齢者福祉の推進につきましては、新たな「高齢者福祉計画・第10期介護保険事業計画」を策定し、高齢者の健康と福祉の増進及び介護保険サービスの円滑な提供を図ってまいります。

 高齢者のごみ出しサポートにつきましては、7年12月から対象年齢を引き下げ、利用条件の見直しを図りました。今後は、高齢者以外のごみ出しが困難な世帯の支援にも取り組んでまいります。

 障がい福祉の推進につきましては、9年度を計画の始期とする「第8期障害福祉計画」及び「第4期障害児福祉計画」を策定し、障害福祉サービスの提供体制の確保と業務の円滑な実施に向けて取り組んでまいります。

 予防接種につきましては、麻しんの予防接種が推奨される方を対象に、新年度からワクチン接種費用の一部を助成いたします。麻しんの感染リスクが高い定期接種前の乳児や、これから生まれてくる新生児と接する機会が多い家庭における感染予防及び地域でのまん延防止を推進してまいります。

 公立碓氷病院につきましては、新年度から名称を「安中市立碓氷病院」に改めます。これまで慣れ親しんだ「碓氷」の名称を残し、本市が運営する病院であることを明確にしてまいります。
 引き続き医師の確保に努め、医療サービスの提供体制確保を図るとともに、取組をはじめた摂食・嚥下機能評価一泊二日入院についても、更に推進してまいります。​​

3 安全・安心で心地よく 住み続けられるまち​

 次に、基本目標3「安全・安心で心地よく 住み続けられるまち」について、次の施策を推進してまいります。

 防災対策につきましては、地域の防災活動の中核を担う自主防災組織の結成及び活動の活性化に取り組むとともに、防災士の養成を推進してまいります。
 また、本市のメール配信サービスや防災アプリなどの情報伝達手段の周知・普及を進めるとともに、避難行動要支援者名簿及び個別避難計画の活用を促進し、避難体制の強化に努めてまいります。
 さらに、避難場所に適した公共施設が少ない地域においては、災害時応援協定の締結による民間施設の活用など避難場所の確保・拡充に努めてまいります。
 新年度は、総合防災訓練を実施し、災害対応力の向上を図ってまいります。

 防犯対策につきましては、特殊詐欺の被害が多い高齢者を対象にした防犯対策機器の購入費の補助を行うとともに、広報や出前講座、防犯メールなどによる特殊詐欺に関する情報提供や注意喚起を行い、犯罪の未然防止に取り組んでまいります。さらに、交通事故の多発地帯や犯罪の発生が懸念される街頭などに防犯カメラを設置し、安全で安心な地域社会の実現に取り組んでまいります。

 「都市計画マスタープラン」、「立地適正化計画」、「地域公共交通計画」の3計画につきましては、それぞれに「まちのまとまり」の維持と、それらをつなぐ公共交通ネットワークの形成を位置付けており、今後3計画に基づき、「コンパクト・プラス・ネットワーク」の考え方に基づく集約型都市構造への転換を図ってまいります。
 その具体的な取組として、西毛広域幹線道路とJR信越本線との交差部におけるショッピングモールの開発、安中駅と磯部駅間への新駅設置に向けた取組、安中南地区における「あたらしいまちづくり」の3つのプロジェクトを進めてまいります。

 都市計画道路につきましては、「都市計画道路の見直し方針」に基づき、見直しが必要な路線について、都市計画法に基づく廃止や変更の手続きを進めてまいります。
 また、都市計画道路「下の尻茶屋町線」の整備に向け、新年度から用地交渉を進めてまいります。

 公共交通の市内全域への展開につきましては、委託路線バスとデマンド交通の全面見直しを行い、「あんバス」、「あんなカー」として3月2日から新たに運行を開始いたします。
 新年度は、「あんバス」、「あんなカー」の利用促進を図るとともに、利用者や市民の声を聞きながら、更なる利便性の向上に取り組んでまいります。​​

4 自分らしく 心豊かに暮らせるまち​

 次に、基本目標4「自分らしく 心豊かに暮らせるまち」について、次の施策を推進してまいります。

 GIGAスクールにつきましては、一人一台端末のより効果的な活用を推進するとともに、情報モラル教育を含め児童生徒の情報活用能力の育成を充実させてまいります。
また、業務のICT化を進め、教職員がゆとりをもって児童生徒と向き合える時間を確保できるよう努めてまいります。

 教育環境の充実につきましては、学校体育館へのエアコン設置を中学校から順次進めてまいります。児童生徒の学習環境の整備と健康の確保を図るとともに、災害時に学校体育館を地域の避難所として円滑に活用できるよう、施設の環境整備を行ってまいります。快適で安全な学びの場と地域の防災力向上の両立を目指して取り組んでまいります。

 不登校児童生徒への支援につきましては、教育支援センター「せせらぎの家」や校内教育支援センター、さらに関係部署やフリースクールなどとも連携し、児童生徒の多様な学びの場や居場所づくりに努めてまいります。
 また、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを活用し、不登校児童生徒の保護者支援についても充実してまいります。

 平和学習につきましては、未来を担う若い世代に平和の尊さを学んでいただくために、児童生徒を被爆地広島へ派遣するための準備を進めてまいります。

 学校と地域の連携・協働につきましては、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進に向け、先行実施として地域と学校との連絡調整などを行う地域学校協働活動推進員をモデル校に配置してまいります。
 また、未来を担う子どもたちの学びや成長を地域で支えるとともに、地域の活性化に向けた取組を進めてまいります。

 芸術文化の振興につきましては、本市の責務並びに市民及び団体などの役割を明らかにし、地域の芸術文化の振興に関する条例の制定に向け取り組んでまいります。

 国指定史跡となった「中山道碓氷峠越・碓氷関所跡」につきましては、新年度から保存活用計画の策定に着手するとともに、「中山道碓氷峠越」区間を引き続き整備し、中山道の連続性・安全性を確保してまいります。
 松井田城址につきましては、国の指定に向け、「(仮称)松井田城総合検討委員会」設置の準備を進めてまいります。
 併せて、市内の重要な文化財について保存・活用を図ってまいります。

 碓氷峠鉄道施設群の世界遺産登録につきましては、登録実現に向け、国内の世界遺産や類似事例の現地視察を実施するとともに、文化遺産のみならず自然遺産を含めた複合遺産を視野に入れ、調査・研究しております。
 新年度も、有識者会議や講演会などを通じて鉄道施設群の普遍的価値や魅力を周知するとともに、世界遺産登録に向けた機運醸成を図ってまいります。

 西毛総合運動公園陸上競技場につきましては、改修事業が6月に完了する見込みです。トラックが全天候型ウレタン舗装、インフィールド部分が人工芝の競技場に生まれ変わります。市民が快適に陸上競技やサッカーなどに親しめる競技場にするとともに、日本陸上競技連盟の公認規格である「第4種ライト」を取得してまいります。
 完成後は、オープニングイベントとして幅広い年齢層が楽しめるウェルネス陸上の推進につながるイベントや、サッカーなどの記念大会を企画・開催してまいります。
また、本競技場は11年度に開催される「湯けむり国スポ・全スポぐんま」のアーチェリー競技の会場となります。これに先立ち、施設の名称を「安中市総合運動公園」に変更し、本市のPRに繋げてまいります。

 都市間交流・国際交流の推進につきましては、台湾台南市との友好交流協定の締結に向け取り組んでまいります。両市民の相互理解と友好を深め、観光・物産・スポーツなど様々な分野で交流を図ってまいります。​​

5 豊かな自然を活かし 快適で住みやすいまち

 次に、基本目標5「豊かな自然を活かし 快適で住みやすいまち」について、次の施策を推進してまいります。

 ごみの減量化・再資源化につきましては、「一般廃棄物処理基本計画」に基づき、市民・事業者・行政の3者が協働して取組を進めてまいります。低炭素・循環型社会の実現に向け、新年度は新たに「ごみ分別促進アプリ」を導入するとともに、市内8か所の公共施設への資源倉庫設置による拠点回収事業の強化や、雑紙リサイクル袋の毎戸配布など、資源ごみの分別を徹底してまいります。

 再生可能エネルギーの利用促進につきましては、住宅用再生可能エネルギーシステム設置の促進に向け補助金を交付しております。新年度は、来月策定する「環境基本計画2026」に基づき、資源、エネルギーを賢く使うまちを目指してまいります。

 動物愛護につきましては、「動物の愛護及び管理に関する条例」に基づき、動物との共生社会の実現に向け各種施策を適切に実施してまいります。
 また、ペットの不妊・去勢手術費用の補助事業拡大を図り、動物愛護団体とも連携しながら、適正な飼育について周知してまいります。

 水道事業につきましては、将来にわたり安定供給を維持するため、川久保配水池や鷹ノ巣ポンプ場の更新など、水道施設の整備を進めるとともに、人工衛星漏水解析を踏まえた効率的な調査により、更なる漏水対策に取り組んでまいります。
 また、物価高対策として国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用し、主に一般家庭で利用されているメーター口径13ミリ、20ミリの基本料金の無料化を実施してまいります。

 下水道事業につきましては、災害時における安定した下水道サービスの確保と安全・安心の向上を目的に、市内すべての下水道管路施設の耐震診断を実施してまいります。
 また、下水道管路施設の正確な状態把握と的確な維持管理を行うため、板鼻地区の交通量の多い道路に重点を置き、目視点検とカメラ調査を実施してまいります。

 上下水道料金につきましては、請求の統合を進め、国が推進しているeLTAX(エルタックス)を活用した料金支払いに対応し、市民サービスの向上と経営効率化を進めてまいります。​

6 経済が活性化し 元気で魅力にあふれるまち​

 次に、基本目標6「経済が活性化し 元気で魅力にあふれるまち」について、次の施策を推進してまいります。

 企業誘致につきましては、開発面積が平成以降最大規模となる中野谷地区の「安中横野平第二工業団地造成事業」を群馬県とともに推進してまいります。
 その他、新規産業団地についても早期開発が実現できるよう、新年度も関係機関と連携して取り組んでまいります。

 商工業振興につきましては、7年度から実施の多様な人材が働くための職場環境改善サポート支援、本市の産業振興に貢献した市外企業の表彰、本市ホームページに開設した「あんなかde発見 企業ガイド」などの事業を、新年度も継続してまいります。

 遊休農地・荒廃農地対策につきましては、国の補助制度である「農地耕作条件改善事業」を活用して、新規に参入する農業法人への農地集積・集約化と高収益作物の導入を促進いたします。
 また、「耕作放棄地解消対策補助金」による農地再生の取組の推進及び新たな作物導入や、既存作物の作付けの維持・拡大により地域と密着した放棄地解消の推進と、持続可能な農業の確立に向けて取組を進めてまいります。

 養蚕振興につきましては、国内で唯一通年稼働する碓氷製糸株式会社の業務の維持・強化と養蚕農家の経営の安定を支援してまいります。

 市産材の利用促進につきましては、市内の森林資源を有効に活用して、環境保全と資源の循環利用を図ることにより、地産地消を推進するとともに、高付加価値化による更なる活用の促進に取り組んでまいります。
 有害鳥獣対策につきましては、「わな猟免許取得事業補助金」の拡充など、鳥獣対策捕獲隊の体制強化による捕獲の取組を一層強めるとともに、情報通信技術を活用し、農作物や生活環境に対する被害防止に向けた取組を進めてまいります。
 また、近年、人身被害が多発しているツキノワグマにつきましては、関係機関と連携して出没時における迅速な対応体制の構築を進めるとともに、クマの出没・遭遇時の適切な対処法について周知啓発を図るなど、被害を未然に防ぐための取組を推進してまいります。

 観光振興につきましては、「廃線ウォーク」や「MELODIC LIGHT WALK」を恒久化するとともに、国指定史跡となった「中山道碓氷峠越」を江戸時代の装いで追体験できる「碓氷峠歴史さんぽ」などの新しいコンテンツを通じて、更なる観光振興を目指してまいります。
 また、新年度も碓氷峠で「全日本ラリー選手権」や「碓氷峠Mapleヒルクライム」を開催し、碓氷峠周辺の魅力を全国に発信して地域の活性化を目指すとともに、軽井沢町との真の連携を図る取組を進めてまいります。

 磯部温泉につきましては、6年度に設置した「磯部温泉活性化プロジェクト」において、温泉街のにぎわいの創出に向け取組を進めております。今後は、空き家・シャッター街対策やイベント・コンテンツなどを企画検討する分科会と連携し、磯部温泉街全体の活性化を図ってまいります。

 秋間梅林につきましては、商品開発や販路拡大、情報発信を行うとともに、体験型ナイトコンテンツ「BLOOMING LIGHT」を継続して実施するなど秋間梅林の活性化に取り組んでまいります。
 また、秋間梅林観光協会や地元から要望されていた、秋間梅林山頂につながる新たな道路について、新年度から検討してまいります。

 道の駅の整備につきましては、関係機関や地域と連携を図りながら、民間活力導入可能性調査に基づき、整備手法に沿った事業を推進してまいります。

 市内のハイキングコース整備につきましては、石尊山、崇台山のコース内に案内板を設置するとともに、ハイキングマップを作製いたしました。今後は県内外に向けてPR活動を行ってまいります。
 また、新年度は、「天神山自然の森」にある遊歩道の再整備を通じて、本市の森林環境の保全と森林整備への理解を広めるとともに、訪問者の安全の確保と周辺地域との景観調和を図る取組を進めてまいります。

 移住・定住の促進につきましては、「移住・定住アクションプラン(あんなかLIVE)」に基づき、人口減少や社会の変化に柔軟に対応できるよう、地域が今までどおり維持できる仕組みづくりと人口の維持を目指してまいります。より暮らしやすく、楽しみにあふれ、「人が集まり、そして定着するまち」となれるよう、本市の魅力向上に取り組んでまいります。​

7 市民のための健全な行財政運営と 市の魅力向上

 次に、基本目標7「市民のための健全な行財政運営と 市の魅力向上」について、次の施策を推進してまいります。

 デジタル技術の導入による行政サービスの向上につきましては、新年度に公共施設予約システムを導入いたします。これにより、スポーツ施設などにおいて、いつでも施設の空き状況の検索、予約などが可能となり、施設の利用者の手続きにおける負担の軽減を図ってまいります。
 また、本庁市民課及び支所住民福祉課において、証明書発行などにおける申請書の記載が不要となる「書かない窓口」システムと、手数料をキャッシュレスで支払えるセミセルフレジを導入いたします。さらに、各種証明書のコンビニ交付と同様のマルチコピー機を本庁に設置し、市民の利便性の向上を図ってまいります。

 デジタル技術の導入による業務効率化につきましては、新たに生成AIサービスを導入し、職員が行っていた業務の一部をAIに担わせることで、業務効率化を図るとともに、迅速な業務遂行の一助となるよう、活用を進めてまいります。

 電子地域通貨「UMECA」の利用促進につきましては、引き続き加盟店の拡大を図るとともに、各種給付金事業との連携や利用促進キャンペーンなどの取組を進めてまいります。

 地域力向上ミーティングにつきましては、5年度から市内14地区で開催し、区長、民生委員児童委員をはじめとした幅広い市民に市の取組を説明し、いただいたご意見やご提案を市政に反映してまいりました。新年度は、関係する多様な団体を対象にするなど、地域課題の把握に一層努めてまいります。

 コンプライアンス強化につきましては、市長をはじめとする特別職の行動規範を定める「政治倫理条例」の制定に着手し、市政への信頼を揺るぎないものとしてまいります。
 さらに、行政事務の適正な遂行と透明性の向上を図る「内部統制制度」の整備にも着手し、業務の見える化や責任の明確化、適切な監査・チェック体制の構築を進めてまいります。
 これらの取組により、市民の信頼に真に応える安中市を目指してまいります。

 新年度における機構改革につきましては、「地域づくり課」を新設し、地域の力を活かしたまちづくりを進めてまいります。
 また、「文化財課」から「文化財世界遺産推進課」に改称し、碓氷峠鉄道施設群の世界遺産登録に向けた取組を一層推進してまいります。​

結びに

 以上、多岐にわたり新年度の新たな施策を中心に、施政方針及び重点事業について申し上げました。

 はじめに申し上げましたとおり、今年は合併から20年を迎え、市制施行20年という大きな節目の年です。この節目の年を、皆様とともに「前進」する年と位置づけ、本市が輝かしい未来へと力強く踏み出す出発点といたします。これまで以上に市民の声に真摯に耳を傾けるとともに、本市の魅力を内外へ力強く発信してまいります。
 また、新年度に開庁する新庁舎は、まさに変化を象徴する第一歩となる拠点です。市民サービスの向上と、業務の効率化を加速させ、皆様の暮らしを支える基盤をより強固なものへと前進させてまいります。さらに、新駅まちづくり構想や道の駅整備計画も、より一層のスピードと決断を重視してまいります。これらの大きな変化を、本市が「前進」する追い風とし、より一層発展していけるよう、全力で取り組んでまいる所存です。
 議員の皆様及び市民の皆様には、市政に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、令和8年度の施政方針といたします。

令和8年2月26日
安中市長 岩井 均​

全文ファイル

令和8年度施政方針 [PDFファイル/639KB]

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