ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし > 保険・年金 > 国民健康保険 > ポリファーマシーとお薬手帳について
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし > 保険・年金 > 後期高齢者医療制度 > ポリファーマシーとお薬手帳について

本文

ポリファーマシーとお薬手帳について

ページID:0001627 更新日:2023年7月18日更新 印刷ページ表示

ポリファーマシーとは

ポリファーマシーとは、複数を意味する「ポリ」、調剤を意味する「ファーマシー」を合わせた言葉で、これは、単に服用する薬剤が多いことではなく、多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬を飲めなくなったりしている状態のことをいいます。

ポリファーマシーは、多くの病気による複数の医療機関や診療科の受診等により処方される薬全体の把握が難しくなることから、処方される薬が増えたり、同じ成分の処方が多く存在することなどで生じます。

特に高齢の方は、加齢による生理的な変化により、内臓の働きが弱くなってくると、薬を分解したり、体の外に排出したりするのに時間がかかるようになります。

また、薬同士が相互に影響しあうことで、薬が効きすぎてしまったり、効かなかったり、副作用が出やすくなってしまうことがあります。

こういったことを防ぐために、薬剤の管理が行えるお薬手帳がありますが、医療機関や薬局ごとに別のお薬手帳を使用しているなど、適正な利用に課題があります。

お薬手帳を一冊に

ポリファーマシーを解決するには、ただ処方する薬を減らせばいいというわけではありません。

薬を処方する医師、調剤する薬剤師をはじめとした医療にかかわるそれぞれの専門家と情報を共有することが重要ですので、お薬手帳は医療機関や薬局ごとに分けずに一冊にまとめておきましょう。

また、医療機関で受診するときや薬局に行くときには、必ずお薬手帳を持参しましょう。

外部リンク

 厚生労働省ホームページ:ポリファーマシーに対する啓発資材の活用について<外部リンク>