本文
あんなか景観まちづくり賞の評価の視点
あんなか景観まちづくり賞では、まちなみ空間部門とまちづくり活動部門の2つの部門を募集しています
ここでは、それぞれの部門においてどのような点が評価に値するかを示すため、「評価の視点」を公表します
この「評価の視点」を基準に審査を行い、優秀賞と奨励賞を決定します
評価の視点(まちなみ空間部門)
評価項目1 空間としての景観価値
- 空間的・複合的なデザインの価値が優れている
- 空間を構成する要素(形・色彩・素材・モチーフ・水・緑)のデザインが優れ、互いに調和している
- 地域を表象する優れた景観形成の空間デザインとして、他地域との差別化や他空間への波及が期待できる
評価項目2 空間の連続性・継続性・発展性
- 良好な景観を形成する空間に広がりがあり、周辺との連続性がある
- 良好な景観形成に一定の継続性があり、これからの継続も期待できる
- 空間の規模、内容、知名度、人流等について、今後の発展性が期待できる
評価項目3 地域のまちなみとの景観の調和・表象性
- 空間的・複合的なデザインが、地域のまちなみを表象し調和している
- 空間を構成する要素が地域のまちなみを表象し調和している
- 空間が地域の自然環境や歴史的景観を表象し調和している
評価項目4 良好な景観形成がもたらす効果
- 良好な景観形成意識向上に対する影響力が高い
- 日常的な市民の散策や滞留等の場として、景観への愛着を育んでいる
- イベント等による非日常的な賑わいを誘発している
- 形成された空間や景観に環境や福祉への配慮などがなされ発展性が期待できる
評価項目5 景観まちづくり活動との相互性、連携
- 良好な景観形成に応じたまちづくり活動を行っている
- 形成された空間が地域における景観まちづくり活動の活性化に寄与している
- 景観まちづくり活動との連携により、地域を代表する良好な景観を形成している
評価の視点(まちづくり活動部門)
評価項目1 活動による良好な景観形成
- 活動場所において、良好な景観が適切に保全されている
- 活動場所において、良好な景観が創り出されている
- 活動場所と地域のまちなみが調和している
評価項目2 活動の規模・継続性・発展性
- 活動の参加者、回数、範囲などの規模が大きい
- これまでの活動に一定の継続性があり、これからの継続も期待できる
- 活動の規模、内容、知名度、人流等について、今後の発展が期待できる
評価項目3 地域への根付き・地域の活性化
- 活動が地域へ根付いており、活動場所周辺でも良好な景観形成への配慮が見られる
- 地域での交流、散策や滞留等を増加させ、地縁的つながりの強化など、地域の課題解決に寄与している
- イベント等を行い地域の賑わいを創出しているなど、その他地域の活性化に寄与している
評価項目4 活動がもたらすその他効果
- 活動場所、規模、知名度、人流等をふまえ、市内の良好な景観形成意識向上に対する影響力が高い
- 先導的取り組みとして他の景観まちづくり活動への波及が期待できる
- 活動について、積極的に情報発信している
評価項目5 地域を代表するまちなみ空間や景観形成への貢献
- 当該まちづくり活動により、地域性を表象し地域を代表する良好な景観を形成している
- 上記の景観について、継続的な保全や形成が期待できる活動である
- 上記の景観について、積極的に情報発信を行っている