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ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)ワクチンについて
令和5年4月より9価の「HPVワクチン」を 公費で接種できるようになりました
平成25年より定期接種化されておりましたが、同年6月14日より厚生労働省から、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な痛み等の副反応が接種後に特異的に見られたことから、適切な情報提供ができるまでの間、積極的な接種の勧奨を控えるよう勧告がありました。
その後、ヒトパピロ-マウイルスワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の有効性及び安全性に関する評価、接種後に生じた症状への対応、情報提供の取組等について議論が行われ、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ると認められたため、積極的勧奨が再開されることなりました。
子宮頸がんとは?
子宮頸がんは、子宮頸部という子宮の出口の近い部分にできるがんです。子宮頸がんは20~30代で急増し、日本では毎年約1.1万人の女性が病気にかかり、さらに毎年約2,800人の女性が亡くなっています。
子宮頸がんのほとんどが、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じることが分かっています。HPVはごくありふれたウイルスで多くの人が感染し、その一部が子宮頸がんを発症します。100種類以上の遺伝子型があるHPV中で、子宮頸がんの約50~70%は、HPV型16型、18型感染が原因とされています。HPVに感染しても多くの場合ウイルスは自然に検出されなくなりますが、一部が数年~十数年かけて前がん病変を経て子宮頸がんを発症します。
子宮頸がんを防ぐために
ワクチンを接種することによりHPVの感染を防ぐことで、将来の子宮頸がんを50~70%予防できると期待されています。
HPVワクチンを接種したとしても、すべての子宮頸がんを予防できるわけではありません。20歳を過ぎたら定期検診を受けることが大切です。
リーフレット(概要版) [PDFファイル/2.72MB]
リーフレット(詳細版) [PDFファイル/3.58MB]
詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。
- ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~【厚生労働省ホームページ】<外部リンク>
- ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)ワクチンについて【群馬県ホームページ】<外部リンク>
- 群馬県内におけるヒトパピローマウイルス感染症(HPV)ワクチン接種状況【群馬県ホームページ】<外部リンク>
対象者
接種日に安中市に住民登録がある小学6年生から高校1年生に相当する年齢の女性
令和6年度中学1年生の女子に予診票を発送します。
接種の前には、上記のリーフレットやホームページをご覧になって、ワクチンの有効性とリスク等を十分にご理解いただいたうえで接種を受けてください。
※平成9年4月2日〜平成20年4月1日生まれの方のキャッチアップ対象方は
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンキャッチアップ接種についてをご覧ください。
接種ワクチン
サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)またはシルガード9(9価)
持参するもの
予診票・母子健康手帳・健康保険証
接種実施医療機関
医療機関名 | 電話番号 | 医療機関名 | 電話番号 |
---|---|---|---|
アミヤ医院 | 385-1511 | 武井内科循環器科 | 393-1005 |
いわい中央クリニック | 381-2201 | ながしま小児科 | 382-6063 |
大貫クリニック | 380-1181 | 永山医院 | 381-0314 |
おにかた医院 | 385-1351 | 藤巻医院 | 393-1324 |
くろさわ医院 | 393-5311 | 松井田病院 | 393-1301 |
公立碓氷病院 | 385-8221 | みやぐち医院 | 384-1126 |
さるや内科医院 | 384-3681 | もてき内科医院 | 382-2510 |
正田病院 | 382-1123 |
※市外(県内)の医療機関でも接種は可能ですが、必ず予約をしてから接種を受けていただきますようお願いいたします。
ワクチン接種未完了者へ勧奨通知を発送いたしました
令和6年5月14日より、下記のヒトパピローマウイルス感染症(HPV)ワクチンの未完了者へ、勧奨通知をお送りしています。
【定期接種】
令和6年度 高校1年生の女子(平成9年4月2日〜平成20年4月1日生まれ)
【キャッチアップ対象者】
平成9年4月2日〜平成20年4月1日生まれの女子
上記の方は、公費による無料接種は令和7年3月31日までです。一度も接種を受けていない方で希望される方は、完了するまでに6ヶ月間かかりますので、初回接種を令和6年9月末までにお済ませください。
転入(再転入)により市に履歴がない方にも通知が届く場合があります。
通知が届いた方で、すでに接種を完了している場合はご容赦ください。過去の履歴は母子手帳等でご確認ください。
HPVワクチン理解促進のための群馬モデル事業
群馬県では、HPV ワクチン接種の機会を設ける取組を実施しています。
対象者:令和6年度高校1年生相当(平成20年4月2日から平成21年4月2日生まれ)の女子
キャッチアップ接種対象(平成9年4月2日〜平成20年4月1日生まれ)の女子
動画や啓発用リーフレット、接種医療機関のマッピングサイト等の詳しい情報については下記をご覧ください。
HPVワクチン理解促進のための群馬モデル事業を多数展開します!!(群馬県ホームページ)<外部リンク><外部リンク>