手続きはどこに頼めばいいの

まず、指定居宅介護支援事業所（小規模多機能型居宅介護を利用したい場合は直接事業所へ）にご相談ください。居宅介護支援事業とは、要介護者等が介護保険の在宅サービス等を適切に利用できるように、本人・家族から依頼を受けて介護サービス計画の作成や各サービス事業者への予約等の連絡調整、介護保険施設への紹介等のケアマネジメントをすることをいいます。介護サービス計画とは、利用する在宅サービス等の種類・内容・担当者の決定に加えて、

1. 健康上や生活上の問題点と解決すべき課題
2. 各サービスの目標と達成時期
3. 提供日時
4. サービス提供上の留意事項
5. 本人の負担額

を内容としており、市から指定を受けた指定居宅介護支援事業者が作成します。計画作成の一連のプロセスは、

1. 利用者への情報の提供
2. 利用者の状況の把握（課題分析）
3. 居宅サービス計画の原案作成
4. 各サービス担当者との連絡・調整
5. 居宅サービス計画の確定
6. サービス利用票・提供票の作成
7. 計画実施状況の把握と連絡調整
8. 国保連合会への給付管理票の提出

までとなります。

指定居宅介護支援事業者は、要介護者等の心身の状況に応じた適切な介護支援サービスを提供するとともに、自ら行うサービスの質の評価等により、利用者の立場に立ったサービス提供が求められています。
安中市内には、下表の居宅介護支援事業所が22箇所、小規模多機能型居宅介護事業所が6箇所開設されています。また、この他に市外の居宅介護支援事業者（小規模多機能型居宅介護事業所は不可）へもサービス計画の作成を依頼することができます。

（令和4年9月1日現在）

なお、どの居宅介護支援事業者にサービス計画の作成を依頼するかが決まれば、安中市介護保険窓口まで「居宅サービス計画作成依頼（変更）届出書」を提出してください。施設サービスの利用を希望する場合には、居宅介護支援事業者を通して施設へ申し込むか直接施設へ申し込んでいただくことになります