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移住者インタビュー:塚越 都(つかごし みやこ)さん
移住者インタビュー 02(note#1) 塚越 都さん
インタビュー:2025年4月25日
写真1:塚越 都さん
こんにちは!
安中市地域おこし協力隊の平間です。「移住・定住コーディネーターとして、令和6年4月に東京都から移住してきました」
このシリーズでは、安中市に移住してきた方々に実際の安中暮らしを赤裸々に語ってもらいます。
今回は第一回目と言う事もあり、プライべートでも仲の良い塚越都さんに移住者インタビューをしました。
目次
1.古民家で生活する事とは
現在の住まいを見つけるまで
実際に生活をはじめると
不便が楽しい?!
念願の家庭菜園!
2.安中市についてQ&A
Q.一番好きなところは?
Q.安中市に住む事でおすすめできるポイント!
Q.移住前と比べて心の変化・・・
Q.地域の住民とのトラブルは?
Q.安中市の不便なところ
3.現在のお仕事について
過去の経歴
3足の草鞋
令和7年2月8日 Bairin Share カフェをオープン
1.古民家で生活する事とは
現在の住まいを見つけるまで
『正直、安中市について特別なイメージはありませんでした(笑)』
塚越さんは藤岡市出身。その後、就職で東京へ。
『いつかは古民家を改装して住んでみたいと思っていました』そう話す塚越さんは、移住前、出かける先々で理想の古民家が無いか探していました。
そんなある日、安中市内のカフェへ行く道中、いい感じの古民家を見つけ、偶然にも売家の看板を発見!早速、不動産屋さんに問い合わせをし内覧をすることに・・・
では実際に移住してからの生活を聞いていきます!
写真2:移住者インタビューの様子
実際に生活をはじめると
純粋に古民家に憧れて住み始めたそうですが、実際に住むとは、100年もの過去の歴史などを一緒に受け継がなければならない事を知り驚いたそうです。
不便が楽しい!?
『電気と水道は通っていますが、リフォームされていない古民家という特殊な環境で、薪風呂や薪ストーブ、コンポストトイレを使用した生活を楽しんでいます』
『以前から火を使う生活をしてみたかったので都市部では出来ない生活を気兼ねなくできる事がとても楽しい。
手間がかかりますが、昔の人の生活を疑似体験している様で面白いと思います』と笑顔で話す塚越さん。
写真3:インタビューに応じる塚越 都さん
念願の家庭菜園!
安中市の空き家バンクで購入した古民家に農地が一緒についていたので、庭に果樹をたくさん植えたり、
種から苗を作って定植し育成するなど都会では出来ない事をとにかく楽しんでいます。
2.安中市についてQ&A
Q.一番好きなところは?
『田んぼで焼畑をしている風景や、妙義山が綺麗に見えるところが気に入っています!』
写真4:後閑地区からの田園風景と妙義山
Q.安中市に住むことでおすすめできるポイント!
『市民としての役割が得られる、行政が身近、公園が多いなどなど、おすすめは沢山あります。
地域住民も親身になってくれるので何か始めるにはとても良い環境です。
また軽井沢が近いので気軽におしゃれなレストランでの食事も楽しめます』
Q.移住前と比べて心の変化・・・
『一人一人の存在価値が高く地域での役割が増えました。
この町を住みやすい町にしたいなぁと言う気持ちが徐々に生まれそのために自分に何が出来るかを考えるようになりました』
Q.地域の住民とのトラブルは?
『全くなかったです!!』
移住後、秋間梅林を知り、コミュニティーに関わる事ができ、秋間梅林を活性化したい、盛り上げたい!という気持ちになりました。
現在は秋間梅林観光協会に入会し梅農家として約100本の梅の木を管理しています。
Q.安中市の不便なところ
- 『車生活なのにガソリンスタンドが少ない・・・』
- 『映画館が欲しい』
- 『今日、飲みに行きます?』がしたい
(運転を気にせず、気軽に飲みに行ける文化がちょっと恋しい・・・笑)
平間:妙義山が見える景色は私も大好きで、車の運転を楽しむスポットです。
また都会の便利さを知りながら、ちょっと不便な生活がしたい気持ちや都会では出来ない事を楽しみたいという思いが移住に繋がる事もとても共感できます。
現在のお仕事について
過去の経歴
過去には、世界一周の船舶旅行で通訳の仕事を10年間していました。
その後、転職をきっかけに建築大工の学校へ通い、工務店に就職。大工の修行を経て、現在はリフォームを中心とした仕事を生業の一つとしています。(有限会社つくろう舎)
3足の草鞋
(1)小さな工務店を夫婦で経営
(2)カフェの営業(期間限定の営業)
(3)秋間梅林での梅の栽培(現在100本ほど管理している)
写真5:塚越さんが営む「Bairin Share」店内に咲く梅の花
なんと3本柱でお仕事をしています。
(1)(2)では秋間梅林にあった店舗を地域の有志と共同購入し自分達で店舗をリノベーションしてカフェとしてオープン。いまはそこで店主を(期間限定の営業)
(3)兼業農家として秋間梅林で梅の栽培をし、青梅の出荷や梅干しの加工などを行い販売しています。
写真6:Bairin Share看板
最後に、これから安中市に移住を考えている人にメッセージ
『町の規模が小さい分、何か始めたりすると変化が見えやすいので活動的な人には都会よりも田舎の方が張り合いがありますよ!
安中は規模的に理想的な地域です。また一緒に盛り上げてくれる仲間も大募集中です!』
インタビューアー:平間麻衣子(安中市移住・定住コーディネーター)
安中市移住・定住コーディネーターの移住相談申込みフォーム→https://logoform.jp/f/Tnwdf<外部リンク>