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移住者インタビュー:スミス直子(すみす なおこ)さん
移住者インタビュー 07(note#6) スミス直子(すみす なおこ)さん
「安中から世界へ。サイクリングを通じて日本の魅力を伝えたい」
インタビュー:2026年4月2日

写真1:スミスさんご夫婦
こんにちは!
安中市地域おこし協力隊の平間です。「移住・定住コーディネーターとして、令和6年4月に東京都から移住してきました」
このシリーズでは、安中市に移住してきた方々に実際の安中暮らしを赤裸々に語ってもらいます。
イギリスと日本、そして川崎を経て安中へ。
イギリスで学生時代を過ごし、帰国後は翻訳・通訳の仕事へ。
その後、都内でスポーツ自転車店を夫婦で立ち上げ、川崎市での暮らしを経て安中市へ移住した直子さん。
「理想の古民家との出会い」が人生を大きく動かし、今は松井田町でスポーツ自転車店・民泊・カフェを営みながら、豊かな暮らしを楽しんでいます。
今回は、直子さんに移住のきっかけや安中市の魅力、これからの暮らしについて伺いました。
多文化の中で育まれた価値観
直子さんは日本出身、ご主人はアメリカ出身。
娘さんは現在イギリスへ留学中です。
直子さん自身も、小学2年生から大学までイギリスで過ごし、帰国後は翻訳・通訳の仕事に従事。
多文化の中で育った経験は、移住後の地域との関わりにも自然に活きているといいます。
移住前の暮らし『神奈川県川崎市でスポーツ自転車店を経営』
安中市に来る前は、夫婦で都内のスポーツ自転車店を経営していました。
「高性能なホイールを作りたい」という思いから起業し、都市部での便利な暮らしも経験。
新宿区→川崎市と移り住み、生活のすべてが徒歩圏内で完結する環境でしたが、「今の暮らしが不便かと言われたら、全然不便を感じません」と笑います。
安中市を知ったきっかけは『空き家バンク』
「実は、それまで安中市のことを知りませんでした」と直子さん。
移住のきっかけは、空き家バンクで理想の物件を見つけたこと。
遠くても見に行く価値があると感じ、実際に訪れてみると、「ここで暮らしたい」と夫婦で即決したそうです。
移住の決断『仕事と住まい、両方のタイミングが重なった』
仕事の都合で移住を検討していたタイミングで、理想の古民家に出会った直子さん。
「住まいの魅力が移住の背中を押してくれました」と振り返ります。
現在の仕事『スポーツ自転車店 × 民泊 × カフェという複合スタイル』
松井田町にあるスポーツ自転車店では、
• スポーツ自転車のレンタル
• ツアーサポート
• 民泊
• カフェ
を運営しています。
築150年以上(江戸時代)の古民家をDIYしながら整え、観光と地域の魅力をつなぐ拠点として成長中です。

写真2:自転車整備場
移住後に感じた困りごと
• 妙義山周辺にヤマビルが出る
• 飲食店が少ない
• 古民家DIYに時間がかかる(まだ終わっていない箇所も)
• 自炊の頻度が増えた(飲食店が近所に少ない)
それでも「不便は感じない」と言い切る直子さん。
その理由は、後述する“安中市の魅力”にあります。

写真3:カフェのカウンター

写真4:カフェダイニング
地域との関わり「自然体で馴染める土地」
移住前から知り合いがいたわけではありませんが、特に困ることもなく自然に馴染めたそうです。
「人との距離感がちょうど良い」と感じているとのこと。
直子さんが語る“安中市の魅力”
● 人
• 人が優しい・おおらか
• 75歳以上の高齢者が若々しく元気
• 女性が強く、男性が自然にサポートする文化
• 自由でクリエイティブな人が多い
● 暮らし
• 人口が少なく、のびのび暮らせる
• 田舎なのに不便を感じない
• 東京・隣県へのアクセスが抜群
• 羽田空港まで2時間半
• 気温は東京より2度低い
• 軽井沢ほど寒くない
• 雪もほとんど降らない
● 自然
• 美しく神々しい妙義山(「スイスみたい」)
• ワイルドな大自然(「恐竜が出てきそう」)
• 珍しい虫・鳥・野生動物が日常
• ジビエが身近(近所の人がくれる)
• ハイキング・サイクリング・ツーリングが楽しめる
● 暮らしの選択肢
• 土地が安い
• 古民家が多い
• 畑を持てる
• 観光業に最適な立地
移住後の変化『暮らしも事業も豊かに』
「生活が豊かになりました。事業も好転しました」と直子さん。
都市部の便利さと比べても、不便さを感じることはほとんどないといいます。
今後の暮らしに望むこと
「夜に気軽に行ける飲食店や居酒屋が増えてくれたら嬉しいですね」
移住者のリアルな声として、多くの人が共感しそうです。
移住を考えている人へのメッセージ
「安中市は観光地として知っている人はいると思いますが、移住先としての知名度は低いです。でも、それは“誰も知らない穴場”だから。
気になる物件があったら、遠くても見に来る価値があります。
地域を歩き、周辺環境を知ることが大切です。」

写真5:民泊スペース

写真6:オリジナルトートバック
インタビューアー:平間麻衣子(安中市移住・定住コーディネーター)

安中市移住・定住コーディネーターへの移住相談申込みフォーム→https://logoform.jp/f/Tnwdf<外部リンク>



