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所信表明|市長室

ページID:0001238 更新日:2023年9月22日更新 印刷ページ表示

はじめに

 安中市議会令和4年第2回臨時会において市議会議員の皆様に私の所信の一端を申し上げます。臨時会の開催に当たり、市議会議員の皆様にはご協力を賜り感謝申し上げます。
 所信に先立ち、今月8日に行われました第48回安政遠足侍マラソンの御礼を申し上げます。本大会は、全国各地より多くの選手に参加頂き、検温や手指消毒などコロナ対策を徹底して開催することができました。前夜祭は中止となりましたが、子どもたちのミニ遠足は実施することができ、成功裏に終了しました。安政遠足保存会や関係者の皆様に心から感謝申し上げます。安政遠足は安中市最大のイベントであり、安中市の知名度を高める素晴らしい大会です。来年は更に工夫を凝らし、よりよい大会を目指して参ります。

 さて、私は先月執行された安中市長選挙におきまして、市民の皆様から大変多くのご支持、ご支援を賜り、市長に当選させて頂きました。市議会議員の皆様、そして市民の皆様にこの場をお借りして心から御礼申し上げます。市民の皆様の大きな期待に応えられるよう、全身全霊を傾けて市政の発展と活性化に取り組んで参りますので、市議会議員の皆様、市民の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
 先月25日、初登庁式が行われました。多くの支援者の方々と共に、市議会議員の皆様にも温かくお出迎え頂き、重ねまして深く感謝申し上げます。その後、就任式に臨み、市幹部職員に対し、「前市政の良い所は継承し、改める所は改める。連携と協力、対話と協調の精神で取り組みたい。」と述べました。
 就任式終了後には、吉岡完司議長、遠間大和副議長をはじめ市議会議員の皆様の控室に真っ先にご挨拶に伺いました。ご承知の通り、地方政治は二元代表制であり、議院内閣制の国政とは異なります。それゆえ、市政を進める上で、市長と市議会は緊張関係を保ちながらも基本的に協力連携していく必要があると考えます。日頃から市議会との意思疎通を綿密に図り、市民の皆様のための市政となるよう全力で取り組んで参ります。
 同じく先月25日は更に、県庁と県議会を訪問し、山本一太知事や県の各部長、井田泉県議会議長をはじめ県議会議員各位に対し、挨拶かたがた安中市政への協力要請を行って参りました。上毛新聞社の内山充社長や群馬銀行の深井彰彦頭取とも面談し、安中市の情報発信や地域貢献への協力依頼も行いました。
 今月16日には小渕優子衆議院議員や中曽根弘文参議院議員をはじめ県関係国会議員の方々、そして信越化学工業や東邦亜鉛の本社を訪問し、社長や役員の方々と懇談して参りました。これまで培った国や県との豊富なネットワークを最大限活かし、安中市の活性化を図って参ります。

 今回の市長選で、私は「5つの重点政策」と「選ばれる安中市」に躍進するための7分野42項目の施策を掲げました。「5つの重点政策」は短期的な政策よりも中長期的な政策が多くあります。市民の皆様から1万9千票を超える多くのご支持を頂けたのは、未来の安中市がどの方向に向かっていくのか、どんな安中市を目指すのかといった、具体的で明確なビジョンを市民の皆様が待ち望んでいたからに他ならないと、私は重く受け止めています。
 これらの様々な政策に対し、あんなか再起動プロジェクトチームを立ち上げ、政策遂行の優先順位や、短期、中期、中長期といった実施に対する時間軸の設定を、戦略的に決めていきたいと考えています。
 その際に重要なのは安中市総合計画との整合性です。安中市は今、第2次総合計画を進めています。来年度から第2次総合計画の後期計画が始まる予定ですが、私は、後期計画に替わり、新たに第3次総合計画を策定したいと考えています。これは「豊かで魅力ある元気な安中市へ」躍進するために極めて重要な総合計画となります。
 第3次総合計画は、10年後、20年後に群馬の中で光り輝いている安中市に躍進できる計画にしていきたいと考えます。

 申すまでもなく、喫緊の課題は新型コロナウイルス感染症対策です。市民の皆様の命と健康を守るため、新型コロナウイルス感染症対策は医師会をはじめ医療従事者の皆様と共に強化して参ります。

5つの重点政策

それと共に、市長選で訴えた「5つの重点政策」を、次のように推進して参ります。

1.産業団地の早急な整備と積極的な企業誘致の推進

 1つ目は、産業団地の早急な整備と積極的な企業誘致の推進です。
 安中市の最優先課題は人口減少対策であると考えます。県内12市中、安中市の人口減少率はワースト3と低迷しています。群馬県の人口減少率はこの2012年から2022年までの10年間で約4%ですが、安中市はその間約10%も人口が減少しています。
 この人口減少に歯止めをかけるには産業団地の早急な整備が必要です。現在、産業団地の在庫は市内に殆どありません。そのため企業が市内に立地したくてもできない状況です。
 工場立地動向調査では、2016年から2020年の5年間で高崎・安中地域は56件の企業立地がありましたが、そのうち安中市への立地は多くありません。
 若者からは地元で働きたいけれども働き場がないという声をよく聞きます。それは産業団地がないことが大きな要因です。やはり産業団地を早急に整備していく必要があります。その上で、私はトップセールスで、企業訪問を積極的に行い、企業誘致を推進して参ります。
 そのためにも安中市都市計画マスタープランを早急に見直し、安中市の新たなまちづくりを進めて参ります。

2.観光振興の強化

 2つ目は、観光振興の強化です。
 観光入込客数で、安中市は県内12市の中で最低ランクです。
 磯部温泉や秋間梅林、碓氷峠鉄道文化むらをはじめとする碓氷峠周辺など、素晴らしい観光地、魅力ある観光資源は少なくありません。このような今ある観光資源を磨き上げると共に、新しい観光地づくりを進めて参ります。
 また、年間観光入込客数が例年800万人を超える隣の軽井沢町との真の連携を図って参ります。軽井沢町を訪れる観光客を市内に誘客する施策を強化していかなければなりません。
 更に、歴史遺産・文化財の保護と積極的な活用、観光や防災に寄与する「道の駅」の設置を進めて参ります。
 観光振興策を強化し、安中市の魅力を大いに発信して参ります。

3.市民幸福度の向上

 3つ目は、市民幸福度の向上です。
 幸福かどうかの基準は人それぞれ違うので、一概には言えません。しかし、幸福だと感じてもらえるような様々な施策を充実することが必要です。
 全ての市民の皆様が安中市に住んで良かったと思えるような取組を進めて参ります。
 県内トップを目指した少子化対策と子育て支援策を行って参ります。高校生までの医療費無料化や、子育て応援クーポン発行など出産や育児の支援策の拡充を行います。また、若者や女性が活躍できる施策の充実、そして高齢者や障がい者の方々への支援の拡充を行います。高齢者や運転免許証返納者のようないわゆる交通弱者対策として、乗合タクシーの拡充を進めて参ります。市民に愛される公立碓氷病院の充実も図って参ります。
 現代社会は物質的には豊かになり、生活レベルは向上しました。しかし、その一方で物質的な豊かさに精神的な豊かさが追いついていない状況です。私は精神的な豊かさ、心の豊かさを高めるために、文化や芸術、スポーツの振興が必要だと考えています。シティギャラリーの設置や音楽文化振興、トップアスリートを育てるスポーツ環境の整備を行って参ります。
 これらの施策を強化し、市民幸福度の向上を図って参ります。

4.西毛広域幹線道路を活用したまちづくりと信越線沿線の活性化

 4つ目は、西毛広域幹線道路を活用したまちづくりと信越線沿線の活性化です。
 西毛広幹道の安中工区が昨年3月に開通しました。わずか1.9km区間の開通ですが、安中市の風景や雰囲気がガラッと変わり、1本広い道路が開通すると、まちが大きく変化することを実感しました。
 現在、工事着手している高崎安中工区と安中富岡工区を含め、いよいよ令和11年度に西毛広幹道が全線開通する予定です。しかし、現状では市内を通過するだけの道路になっています。西毛広幹道沿線は商業施設や住宅が建てられるように規制緩和を進めて参ります。
 また、西毛広幹道と信越線が交差する箇所がありますが、その周辺を中心として新たなまちづくりに取り組んで参ります。JRのご理解を頂き、安中駅と磯部駅の間に安中新駅を作ることにより、西毛広幹道を通って、市内や富岡市方面からの乗降客の増加も見込めます。安中駅と磯部駅の朝夕の渋滞緩和や、新島学園と安中総合学園の通勤通学も便利になります。更に、新たなバス路線を設置することにより、交通政策の充実につなげて参ります。信越線沿線の活性化は安中市の将来の発展には必要不可欠です。

5.市役所新庁舎建設問題の精査

 5つ目は、市役所新庁舎建設問題の精査です。
 ご承知の通り、私は先月の市長選において、市役所新庁舎建設問題の精査を重点政策の一つに掲げました。
 昨年10月、市役所の新庁舎を旧安中高校跡地に建設することが急遽、決定されましたが、この過程に対しまして、唐突感と違和感がありました。
 そのため、今、市役所新庁舎建設問題を精査しています。私は老朽化し耐震が必要な市役所を単に建て替えればいいとは考えていません。市役所は安中市の顔であり、まちづくりの一環として新庁舎建設があるべきと考えています。これまではまちづくりの視点が欠けていたと言わざるを得ません。
 精査における重要なポイントは、(1)新庁舎を核とした安中市のまちづくりをどう考えているか、(2)旧安高跡地にせよ現在地にせよ、合併特例債の期限に本当に間に合うのか、(3)入札の不調や、文化財調査に不測の時間を要し合併特例債の期限に間に合わなかった場合にどうするのか、(4)新庁舎を旧安高跡地に建設した場合、現在地の活用をどうするか、(5)新庁舎を現在地に建設した場合、旧安高跡地の活用をどうするか、(6)新庁舎の第3の候補地の可能性はどうか、(7)資材調達や資材費高騰の影響はどうか、(8)人口減少を念頭に置いた必要最小限の規模か、(9)PFIやPPPの導入検討はどうか、(10)安中体育館、格技場の解体方針は妥当か、(11)谷津庁舎、松井田庁舎の活用方針は妥当か、(12)市議会及び市民の理解と協力が得られるか、ということです。
 いたずらに期限を延ばすことはせず、できる限り早く精査を完了したいと考えています。精査段階で一定の方向性が出た際には市議会に報告し、その後、地元である上野尻地区及び市民の皆様に丁寧な説明会を開きたいと考えています。
 以上が市長選で公約に掲げた「5つの重点政策」です。

「選ばれる安中市」に躍進するために

 それと共に、私は市内外から「選ばれる安中市」に躍進するために7分野に力を入れて参ります。
 7分野とは、(1)人から選ばれるまちへ、(2)安心から選ばれるまちへ、(3)文化・スポーツから選ばれるまちへ、(4)自然から選ばれるまちへ、(5)経済から選ばれるまちへ、(6)改革から選ばれるまちへ、(7)未来から選ばれるまちへ、です。
 10年後、20年後に群馬の中で光り輝く安中市に躍進するよう、スピードと決断を重視して全力で取り組んで参ります。

おわりに

 市役所職員と力を合わせ安中市の活性化を図って参りますので、市議会議員の皆様、市民の皆様のご支援、ご協力を心からお願い申し上げ、所信表明と致します。

令和4年5月18日

安中市長 岩井 均

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令和4年5月18日所信表明(全文)[PDFファイル/427KB]

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